この寺院は、アユタヤ島の外、北西に位置します。(下図、赤○印部)
Phu Khaoは山、Thongは金、Watは寺、よって、黄金の山の寺を意味します。
Wat Phu Khao Thongの説明です。
この寺院は、1387年にRaresuan王によって、建立されました。
しかし、1569年にビルマのHongsawadee Burengnong王がアユタヤ軍を破り、
勝利を祝い、ビルマ・モン様式のバゴダに作り変えました。
その後、Prasat Thong王の時代に、現在の12角形の台座を持つバゴダに
作り変えられました。
そして、Boromakot王の時代に、再度、作り直されています。
北東から見たところ。
何度も作り直されたせいか、心なし、傾いています。
南東から見たところ。
高さは80mあるようです。
バゴダに登り、北東の面から、地上を見下ろしたところ。
バゴダの南西の面から、地上を見下ろしたところ
正面に本堂が見えます。
地上に下りて、南西からバゴダを見たところ。
本堂の内部。
内部は仏像でいっぱいでした。
黒い仏像もあります。
仏足石もあります。
天蓋で覆われています。
バゴダを南から見たところ。
近くにいた牛です。
日本の牛とは、耳の形、大きさとかちょっと違うと思います。
Wat Phu Khao Thongの手前には、Naresuan王の記念堂が
建っています。
Naresuan王は、タイの3大王の一人です。
Naresuan王の記念堂の周りには、Naresuan王の生涯が描かれています。
Naresuan王は、ビルマの人質時代に、闘鶏に親しみ、かつ、ビルマの王子と
闘鶏をし勝利したようです。
生涯の一場面として、闘鶏が描かれているし、この記念堂の周囲には、
軍鶏の彫り物が、たくさん祀られています。