王道を行く Part 6 / Prasat Ban Bu : 訪問日 05Aug2006

かつて、Angkor Thomからガンボジア国境を越えPhimaiへ、
更にその先へと王道(Dharmasala Route)が続いていました。
Dharmaとは、仏教の説法、Salaとは、ホールの事です。

そして、この王道沿いには、ジャヤバルマン7世時代に整備された宿駅(Dharmasala)、及び、
施療院(Arogayasala)が点在していました。

そのPhimaiからAngkor Thomへ向け王道沿いの遺跡を紹介します。

王道 Dharmasala Routeに関する情報は、
Asger Mollerup氏のHP「The Dharmasala Route from Angkor to Phimai」、及び、
ふうみんさんのHP「クメールの誘惑」を参考にさせて頂いてます。



この遺跡はBuriram県のA.Prakhon ChaiのBan Buにあります。

24号からPhanom Rungへ向け南下し、
Phanom Rungの丘を通り過ぎて、麓へ下りるとバライがあります。
更にバライを通り過ぎ真っ直ぐ東へ進んで行くと
右手に小学校があります。
その敷地内に、この遺跡があります。

ここで、小学校と記載してましたが、
Buriramにお住まいのNinja Qさんから、
「バンブウィタヤーサン(Ban Bu Wittayasan)中高校」の敷地内と
ご指摘がありました。
学校を見ると何も考えずに小学校と思い込んでしまいったのかも知れません。
日本の昔の小学校の雰囲気ににていたのかなあ?訂正します。


この遺跡は、宿駅(Dharmasala)として建てられました。



聖池越しに、遺跡を見たところ。

窓があるのは、遺跡の南側の壁です。












東側から遺跡を見たところ。

遺跡の周囲には、環濠のように水がたまっています。
小学校造成時に地面の高さが変わった為か?











西側から見たところ。














遺跡の北側の壁です。














南西から見たところ。














レリーフがあったが、いたずら書きされています。

ここは小学校なので、小学生のいたずら??

ここは小学校と書いたけど、
実際は、「バンブウィタヤーサン(Ban Bu Wittayasan)中高校」
と言う事でした。
でも、誰がしたのかわかりませんが、落書きは駄目ですよね!























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