中華門 : Aug2011


南京は、北京、西安、洛陽と共に、中国四大古都のひとつです。

さすがに、南京は、四大古都のひとつだけあって、大きな城壁に囲まれています。
その城壁には、13の城門がありますが、中華門は、城壁の南に位置し、かつ、最大の門です。
かつては、聚宝門と呼ばれていましたが、1931年に中華門と改称されました。

また、日中戦争(1937年~)の舞台にもなり、
中華門は、日本軍によって爆破された歴史を持っています。

南京は、地下鉄が十字に走っており、中山南路に沿って走る地下鉄に乗って、
中華門駅で降ります。
中華門駅で降りても、実際の中華門までは、かなり歩きます。

中華門駅を降りて、北に向かって進みます。
中華門の西に位置する長安門が見えて来ます。

門には3つの出入り口が有り、
両側が自動車用道路で、
中央が先程乗って来た地下鉄
(この辺りは陸上を走る)の
線路が走ってます。





城壁の周囲には秦淮河が流れています。
長安門から秦淮河に沿って東に向かいます。











振り返って、秦淮河越しに長安門を見たところ。












中華門が見えてきました。
橋を渡った正面が中華門です。











正面が中華門です。












中華門から
更に東に向かって城壁が続いています。











正面が中華門です。

この門の上には、かつて、楼閣がありました。
と言うか、他の人のサイトを見ると、
2009年前後の写真に楼閣が写っている
写真があります。
でも私が行った時には楼閣が無い?なぜ?






近づいて見たところ。












門の上には、
蒋介石による中華門の文字が書かれています。

門はアーチ構造になっています。












入口を入って、まっすぐ出口までを見たところ。
長いトンネルだ!














そのトンネルの横壁には、
藏兵洞の説明板があります。







そして、その藏兵洞への入口です。












藏兵洞の中に入って、出口方面を見たところ。

この中で兵士が待ち伏せをしたりしたのかな?













最初の城門を抜けて振り返ったところ。
城門の左右には、藏兵洞が配置されています。
2階にも藏兵洞があります。










城門入口横の藏兵洞です。












その内部です。















その隣の藏兵洞です。












内部には大きな玉が並べてありました。

鐳石と言う城門を防御する為の武器と言う事です。
青石からできています。

城門の上から落としたのであろう。







城門二階の藏兵洞の中は、
展示場になっていました。

これは、明代の南京の街の模型です。









城門に登りながら、
城門内部、東側の城壁を見たところ。














城門に登って、
どこまでも続く城壁を見たところ。

城壁もかなりの幅を持っています。









城門の上には、大砲がありました。

























城門の上の広場です。
と言っても、
かつては楼閣が建っていたのだと
思います。









その城門の上から、城門内部を眺めたところ。

最初の城門の内部に、更に3つの城門があります。
そして、3つの瓮城(小城郭)がありました。









でかすぎて、一枚の写真に納まりません。

























最初の城門を抜けて、さっき登って来た道が
見えます。











これは城内から城門へ登る道です。
城門の上から見下ろしたところ。

道幅も広く、中央は階段、
その左右は、荷車でも押して上がれるように
段はありません。

道の脇には、兵士の人形が並べてありました。





最初の廓です。
右手は2番目の城門が見えます。

歩かなくても済むようにカートもあります。













外から入ってくる最初の城門(大きなトンネル)と、
たくさんの藏兵洞(小さなトンネル)です。











3番目の城門です。












最初の城門です。












2番目の廓です。












3番目の廓です。
中央は、3番目の城門。
中華門の北西角から南東を見たところ。










中華門の北西角から南東を見たところ。












4番目(最後)の城門の上から、
東方面を見たところ。
写真ではわかりづらいですが
門を城内に入ったすぐにも、
川があります。








4番目の城門の上から、
南を振り返ったところ。











中華門へ登る東側の道を下へ降りて、
見上げたところ。
西側にも、同様の道があります。










中華門の北東下部から南を見たところ。












3番目の城門を北から眺めたところ。












中華門の最内側、4番目の城門です。















城内に入って、北から中華門を眺めたところ。












中華門は、本当にでかい。
城郭のような巨大な城門でした。












■参考
 ・Ankor Thomの 南大門 勝利の門
 ・Sukhothaiの Namo Gate San Luang Gate
 ・南京の 汉中門



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