南京の瞻园へ行って来ました。
瞻园は、元々、呉王府でしたが、明の功臣の徐達へ下され、庭園となりました。
後に、清朝の乾隆帝が南巡された折、ここへ立ち寄られ、
「瞻望玉堂」と記され、瞻园と改名されました。
そして、太平天国の時代、東王の楊秀清は、ここを王府としました。
瞻园の西門です。
瞻园の地図です。
国家級AAAAA旅游景区とあります。
Aの数は、おすすめ度を表しているのでしょうか?
西門を入ったところ。
西門から瞻园の西側を道なりに
南へ進みます。
右の建物は正草堂とあります。
丸い円の形の門がおもしろい。
北假山です。
大きな太湖石の山がありました。
太湖石とは、
中国蘇州の太湖周辺の丘陵から
切り出される穴の多い複雑な形の
奇石の事です。
ちなみに假とは、
「本物でない」と言う意味です。
北假山の横を進んで行くと池があります。
池の向こうには、观魚亭が見えます。
先ほど横を通った北假山を見たところ。
正面は、观魚亭です。
少し小高い所にある扇亭からの景色です。
たくさんの観光客がいます。
池には飛び石があります。
中国風の風流な建物。
と思っていたら、トイレでした。
瞻园の南西の隅に、南假山があります。
南假山には滝が流れてます。
南假山から東へ進みます。
ここは籁爽风清堂の庭です。
籁爽风清堂の内部です。
中国風の装飾です。
南東の隅に南大門があり、
南大門から北へ
向かいます。
中央右よりに延辉亭があります。
中央向こうに見えるのは、一览阁です。
右側向こうに、延辉亭が見えます。
ここは太平天国歴史博物館になっています。
太平天国歴史博物館の内部です。
太鼓を模した抱鼓石です。
一览阁の前を抜け、
最初に見た池の方(西)へ
向かいます。
池の東岸から、北假山が見えます。
池の東岸を南に行ってみます。
正面の小高い場所にあるのは、扇亭です。
池の南側から北假山を見たところ。
正面は、岁寒亭です。
北假山へ戻ります。
北假山です。
北假山から東へ向かいます。
北東の隅の庭には、雲浪石があります。
太湖石でできています。
西門へ向け戻ります。
途中に明志楼があります。
江寧布政使司署の史料展になっています。
左は、梯生亭です。
その右に大きな太湖石があります。
池の東の端から西を見たところ。
左は、船舫です。
右は、春波亭です。
そして、その向こう中央は、环碧山房です。
右が环碧山房です。
左が临风轩です。
环碧山房前のテラスから東を見たところ。
中国を感じる事のできる庭園であった。