南京長江大橋:Nov2013


出張で南京へ来る時、空から揚子江が見えます。
そして、地理や、歴史にも登場し、世界的に知られている大河の揚子江を、
一度、まじかに見てみたいと思っていました。

ちなみに、日本では、揚子江と習っていますが、
この揚子江は、最下流部の揚州付近の呼び方のようです。
中国では、長江と呼んでいます。

その長江は、青海州のチベット高原を水源とし、重慶・三峡を経て、華中を横断し、
上海付近で東シナ海へそそぐ、全長6300kmの大河川です。
アジアで最長、世界でも第3位の長さを誇ります。

その長江に3番目に架けられたのが、南京長江大橋です。
1960年に旧ソ連技術者の協力で、建設に着工しました。
しかし、中ソの対立で、ソ連技術者が帰国し、
その後は、中国の技術で建設が進められ、1968年に完成しました。

その南京長江大橋へ向かいます。

ホテルから、地下鉄で南京駅へ、
南京駅から歩いて南京長江大橋を目指します。

その南京駅です。








南京駅前から玄武湖が見渡せます。

この玄武湖は、宋、斉、呉の時代には、
水軍の訓練が行われていたと言う事です。

PM2.5で、晴れていても、霞がかかって見え、
視界は良くありません。







南京駅から、西へ向かいます。

南京城の城壁の外の川です。
濠の役割をはたしていたのだと思います。















その川の向こう岸から、
たくさんの鳥の鳴き声が
聞こえて来ます。

橋の向こうは公園になっています。
ちょっと寄り道をしてみます。








橋を渡り、公園内に入ると、
木に鳥かごが
ぶら下がっています。











その鳥かごです。

人が、鳥かごを木にかけています。
何の為に???










自然の鳥もいます。

何て言う鳥だろう。
日本にもいるのかな?













公園の中には、城壁が残っています。













人々が、鳥かごをぶら下げた木の近くで、
碁か、将棋か、なにやら卓を囲んで
遊んでいます。

もしかして、この鳥かごの鳥の鳴き声を、
BGMにして、くつろいでいるのかも
しれません。







きっと、いい声で鳴く鳥を
ペットとして飼って、
休みには、鳥かごを公園の木にかけて、
鳥の鳴き声を楽しんでいるのだと
思います。









南京駅から、西へ向かって歩くと、大橋南路へ出ます。

その大橋南路を北上します。

南京長江大橋へ向かう道の歩道?は、
バイクの専用道になっているような感じです。

確かに、こんなとこから歩く人はいないのかも?
もしかして、歩道ではなく、本当にバイク専用の道なのかも?

途切れなく続くバイクの列を避けながら、進んで行きます。








進んで行くと、PM2.5の霞の中に、
長江大橋の橋塔が、薄っすらと
見えて来ました。

距離はかなりありますが、橋塔が見えた事で、
少し元気が出てきました。













長江大橋へ向かう道路の様子です。













次第に橋塔が、大きく見えて来ます。













長江の上を渡っている
橋桁も見えて来ました。












次第に近いづいて来ます。













橋塔の下は、公園になっています。

後で、寄ってみよう。











橋塔が、はっきり見えて来ました。


















橋塔です。













橋塔の前には、
モニュメントが建っています。












西側のモニュメントです。

銃を持った兵士達と女性の像です。
一番高く掲げられているのは、本かな?
何を意味するモニュメントか、私にはわかりません。














橋塔の手前から、
モニュメントを振り返ったところ。












長江を渡る橋の上です。













橋塔に登って見ました。

この道の霞のかなたから
歩いて登って来ました。










橋塔の上から見た東側のモニュメントです。


















橋の下流側(東側)には、港でしょうか?
クレーンが並んでいます。












長江を渡る橋桁の上です。

上部は道路で、下部は線路になっています。
















対岸は見えないほど大きな川
と言う先入観がありましたが、
対岸は見えました。
少しがっかり。










橋の下を、船が行き来しています。
































橋塔から南を見たところ。

獅子山に立つ閲江楼が、
薄っすらと見えます。










橋塔から、エレベーターで地上に下ります。

地上から橋を見あげたところ。

このトラスの中を線路が走っています。









先程、登った橋塔です。

塔には、「全国各族人民的大団結万歳」とあります。

中国の各族が、心を一つにし、団結する事により、
中国を発展させる事ができる…中国万歳!と言うような
意味かな?
私の想像です。











下から見た長江大橋です。


















この橋塔の下の建物の中には、
建設時の写真や、完成式典の写真が
紹介されていました。











そして、文化大革命(1966-1977)を指導した
毛沢東主席の銅像もありました。

















みんなが、毛沢東さんと写真撮影しています。


















帰りは、高架になっている線路の下の道を
南京駅まで歩いて帰ります。

トラックで、いろいろ出店が出ていました。










カニを売っていました。

長江があるので、
このカニは長江で採れたのかな?

上海ガニとか有名ですが、
南京でとれたのなら
何ガニと言うのでしょうか?






バナナや柑橘類も売っています。













これは何?

キャッサバ?
何だろう?










南京駅の近くまで帰って来ました。

歩き疲れて、このビルの中で、
アイスクリームを食べて、ひと休みです。










今朝、鳥かごが、たくさんかけられていた
公園です。

正面に見えるのは、
南京城の中央門です。









そして、南京駅まで帰って来ました。











実は、この後、玄武湖公園を歩きました。
更に、もっと疲れて、クタクタになった一日でした。



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