座喜味城跡へ行って来ました。
沖縄県読谷村座喜味に
あります。
沖縄では、5つのグスク(城)と、
その関連遺産として4つ、
計9つの遺産が、
世界遺産として、
2000年に登録されました。
この座喜味城跡も、
その一つです。
座喜味城は、15世紀初めに、築城家として有名な護佐丸によって築かれました。
この道を登って行きます。
城壁が見えて来ます。
以下は、座喜味城跡説明です。
座喜味城は、2つの郭から成る連郭式です。
頂頭部の「一の郭」、その南側の「二の郭」の2つの郭から成っています。
二の郭の城壁と、アーチ門が見えて来ました。
城壁は、琉球石灰岩の切石積でできています。
二の郭の城壁です。
アーチ門へ向かう敵を、
この城壁から防いだのでしょう。
二の郭の城壁の上に、
一の郭の城壁が見えます。
二の郭のアーチ門です。
このアーチ門は、
沖縄最古のアーチ門で有名です。
また、このアーチ門は、
2つの石でアーチを形成しており、
中央に楔石を打って、
アーチの強度を保持しています。
これは、他のグスクでは見られない
構造です。
そのアーチ門を抜けて
振り返って見たところ。
門の内側にも、
楔石があります。
しかし、
15世紀の初頭に、
アーチがあったなんて、
建築の歴史を
全く知らない私にとって、
大きな驚きでした。
中国から伝わったもの
なのでしょうか?
一の郭の城壁です。
一の郭にもアーチ門があります。
二の郭のアーチ門を抜け、左を見たところ。
写真の左側が二の郭の城壁、
右側が一の郭の城壁です。
この先に行くと、どうなっているのか
興味がわきます。
最初の角を曲がって見ると、
更に先があります。
その先は、どうなっているのだろう?
更に進んで行くと、
下り坂になって、行き止まりです。
やはり、お城は、こうでなくっちゃ!
二の郭から、一の郭へ入り、
一気に城壁に登ってみます。
先程抜けて来た一の郭のアーチ門が
見えます。
こう言う城壁を見ると、
沖縄のお城は、私が知っている日本のお城とは、
ちょっと違うと感じます。
私が知っているお城は、城壁では無く、
石垣の上に建っていますが、
沖縄のお城は城壁に囲まれています。
また、沖縄のお城の城壁は、
美しい曲線が多用されています。
一の郭の城壁です。
一の郭の城壁上から、
一の郭の内部を見たところ。
殿舎跡が見えます。
殿舎跡です。
その向こうは、一の郭の南側の城壁です。
一の郭のアーチ門も見えます。
一の郭の城壁上から、
北東方向を見たところ。
一の郭の南側の城壁です。
アーチ門も見えます。
二の郭から、一の郭へ入るには、
この階段をあがった所にある
このアーチ門を抜ける必要があります。
一の郭の城壁上から見た
二の郭の南側城壁とアーチ門です。
一の郭のアーチ門です。
一の郭内部から見たところ。
一の郭のアーチ門から、
二の郭内部を見たところ。
二の郭内部から、一の郭の城壁を見たところ。
城壁の曲線が美しい。
座喜味城跡から駐車場まで帰ってきました。
駐車場のすぐ近くには村立美術館があり、
美術館のすぐ前にあった
サーダーグルマ(砂糖車)です。
この車を、牛や馬を引かせ木に繋ぎ、
この車を回し、この車で
サトウキビを圧搾して、
砂糖汁を搾り出します。
そう言えば、
私のおじいちゃんが植えたサトウキビを噛んで、
甘い汁をすすった子供の頃を思い出しました。
私は、広島県育ちですが、そんな思い出が
ありました。
でも、広島県でサトウキビを植えていたのは、
めずらしい事だったのではないかと思います。