EXPO2025 大阪・関西万博②: 22May2025


EXPO2025大阪・関西万博が開催されており、5月20日から3泊4日で大阪へ出かけて来ました。

5月20日は、1970年に開催された大阪万博の万博記念公園へ、
5月21日は、EXPO25 大阪・関西万博の訪問初日、
そして、今日、5月22日は、訪問二日目です。



■フランスパビリオン

大阪メトロ中央線で夢洲駅へ向かいます。

東ゲートの前で、開門を待って、
東ゲートを中へ入ります。

正面にパブリックアートがあります。

名和晃平 作 《Snow-Deer》

パブリックアートを過ぎ、大屋根リングの下で、
当日予約のできるパビリオンを探し、
昨日、見れなかったカナダパビリオンの予約を12時から入れる事ができました。

その後、アメリカパビリオンを目指しましたが、
もう既に長い行列ができており、
隣のフランスパビリオンへ並ぶことにします。

そのフランスパビリオンです。







フランスパビリオンの前には、
アドリアーン・デ・フリースの
「プシュケを持ち上げるメルクリウス」の像があります。

樹脂と大理石粉で成形したレプリカです。
(オリジナルはブロンズ製)
所蔵:ルーヴル美術館

フランスパビリオンのテーマは、「愛の賛歌」です。
互いの小指が魔法の糸で結ばれている「赤い糸の伝説」のように
プシュケとメルクリウスも赤い糸で結ばれています。






行列に並んで進んで行くと、
フランスパビリオンの一階に、
BOULANGERIE(ブーランジェリー)があります。

BOULANGERIEは、材料を厳選した
高品質な手作りパンを提供する
パン屋さんの事です。





二階にある入口に向け階段を上りながら、
外を見たところ。

大屋根リングが続いているのが見えます。








展示室に入ると、ノートルダム大聖堂のキマイラ像が迎えてくれます。

キメイラとは、ギリシャ神話の怪物で、
ライオンの頭、山羊の胴体、蛇の尻尾を持ちます。

ノートルダム大聖堂は、2019年に火災にあいましたが、
火災の修復工事の後、キメイラ像はレプリカに交換されています。
万博に展示されているキメイラ像は、本物と言う事です。

キメイラ像の向こうには、
「もののけ姫」の一場面、森にたたずむヤックルとアシタカの
タペストリーです。

このタペストリーは、縦5m x 横4.6m あります。


進んで行きます。











ルイ・ヴィトンの展示です。

85個のトランクが積み上げられ、
ルイ・ヴィトンの紹介がされています。

そして、部屋の中央には、
Auguste Rodin(オーギュスト・ロダン)の作品
《La Cathedrale(カテドラル)》(ブロンズ)が
展示されています。








Auguste Rodin(オーギュスト・ロダン)の
《La Cathedrale(カテドラル)》です。

この作品は、二本の右手からできてます。
すなわち、一人では作れません。
そして、作品名がなぜ《La Cathedrale(カテドラル)》なのか、
本人にしかわからない作品になってます。










ルイ・ヴィトンのトランク、85個が
積み上げられた展示エリアです。










ルイ・ヴィトンは、
1854年、旅行鞄専門店として、パリで創業します。

馬車旅行が主流の時代に、
船や機関車での移動が増えると読み、
積み上げる事ができる平ら形に、
そして、防水加工の布を施したトランクを考案し
評判になります。




次へ進むと、ルイ・ヴィトンのトランクでできた
スフィア(球体)があります。










そのスフィアです。

スフィアや、壁に映し出される映像が変化します。














次へ進むと、
Auguste Rodin(オーギュスト・ロダン)の作品、
《右手と左手のアッサンブラージュ》(石膏)が
展示されています。








その《右手と左手のアッサンブラージュ》です。











これは、ポンピドゥー・センター屋上での
ダンスパフォーマンスの記録映像です。

ポンピドゥー・センターは、
芸術や音楽、図書館などを含む
近現代芸術の拠点として
1977年に建てられています。






ダンスパフォーマンスの記録映像です。











次は、エスカレーターに乗って、
三階の中庭へ向かいます。















中庭です。

この中庭には、
プラントハンターがプロバンス地方で探し出した
樹齢千年のオリーブの樹が展示されています。

このオリーブの樹は、
「千寿オリーブの樹」とか、「若さの樹」と
呼ばれています。



そのオリーブの樹を中心に、回廊が通り、
回廊の外は、緑の壁に囲まれています。










緑に囲まれた中庭を進みます。











オリーブの樹を見ながら進みます。











進んで行くと、中庭にも
Auguste Rodin(オーギュスト・ロダン)の作品、
《恋人たちの手》(大理石)の展示があります。









オリーブの樹を見ながら、中庭を周ります。











中庭から、再び館内に入り、エスカレータを下りて進み、
アルザスワインを紹介するエリアに入って行きます。

入ったところに、
Auguste Rodin(オーギュスト・ロダン)の作品、
《ピエールとジャック・ド・ウィサン、左手》(ブロンズ)が
展示されています。









進んで行くと、天井からは、
巨大な「ぶどうのオブジェ」がぶら下がっています。















その下の中央のテーブルでは、
ブドウ造りから、ワインを楽しむまで、
アニメで紹介されています。









アルザスワインは、フランス北東部、
ドイツとの国境近くに位置するアルザス地方が産地です。
そこには、モザイクと称される複雑で多様な土壌が存在し、
多様なブドウ品種を育んでいます。

但し、数あるフランスのワインの産地の中では冷涼で、
白ブドウの栽培が9割を越え、
いきいきとした酸を持つ白ワインが生まれています。









更に進んで行くと、
ロダンの作品の手に光を当て、
影絵が壁に映し出されています。














そのロダンの作品、《ふたつの左手(ハンズNo.2)》です。
















その先には、Diorの展示です。

ブルー、ホワイト、レッドの
トリコロールカラーを纏った「バー」スーツが
展示されています。

ぎゅっと絞ったウエストと
ふんわりと広がった裾のコントラストが特徴で、
メゾンのスタイルを象徴しています。

手前の椅子は、
ファッションショーのゲスト用の椅子とされる
「メダリオンチェア」です。

「バー」スーツの横には、クリスチャン・ディオールがデザインした
至高のフレグランス「アンフォラボトル」が置かれています。

中央のバッグは、
定番のバッグのLady Diorを
妹島和世が再解釈したガラスチャーム付の
バッグです。








そして、展示室の壁には、
シルエットのスケッチを立体的に表現した
無数の真っ白なトワルが並んでいます。





















実寸大からフレグランスサイズまで、
多彩なサイズで作られています。






















次の展示エリアに進みます。











ノートルダム大聖堂と、
少しその陰に重なってますが、
沖縄の首里城の模型です。

ノートルダム大聖堂も首里城も共に、
2019年に火災に合い、
共に復元に向けた活動を進めてきています。
(ノートルダム大聖堂は2024年に復興済。)




モンサンミッシェルと
安芸の宮島の大鳥居の模型です。

モンサンミッシェルも、宮島の厳島神社も
どちらも、海に浮かぶ世界遺産と言う事で、
モンサンミッシェル市と、宮島のある廿日市市は、
観光友好都市提携が結ばれています。

モンサンミッシェルと大鳥居の模型は、
注連縄で結ばれており、
大鳥居の横の岩の上には、
大鳥居の扁額が掲げられています。

モンサンミッシェルと
安芸の宮島の大鳥居の模型です。










中央に太平洋の島、
その両側、暗くて見えにくいですが、
右側に、日本の動物保護活動の象徴、
イリオモテヤマネコが、
左側には、ポリネシアで守護的な役割を果たす
ピイホロ犬が鎮座しています。

そして、ポリネシアに伝わる風習、ラフイは、
特定の自然区域へのアクセスを一時的に禁止し、
ラグーンや湾、ココヤシの木立、動植物の種に至るまで
自然再生をしています。

その太平洋の島が、光を浴びて、変化します。























次は、企画展示スペースです。
海をテーマとした展覧会が1ヶ月限定、6/11までで
開催されていました。

その企画展示の入口にあった
「私たちと海をつなぐ、愛と生命の満ちた普遍的な絆」
と題した壁画です。




展示スペースの中に入ると、
半分船、半分海の生き物のような大型作品が
展示されています。

ジャン・ジュリアンによって製作された
アート作品で、《大阪怪獣》と言います。






その《大阪怪獣》
の説明です。


















《大阪怪獣》です。

《大阪怪獣》は、タラ オセアン財団が掲げる
「ひとつの大きな海」と言う理念のもと、
さまざまな地域と海をつなぐ存在として
生まれました。





大阪怪獣は、世界中の海を旅し、
その身体にさまざまな痕跡を刻みながら
戻って来ました。

そして、現代の海が抱える課題を、
自分の肌に刻むことで語ろうとしています。


















企画展示スペースを出ると、彫像の展示があります。

左は、「ベルヴェデーレのアポロン」で
右は、「アフロディーテ」です。
(両方共、レプリカです。)

アポロンとアフロディーテは、赤い糸で結ばれています。





アントニオ・カノーヴァの
「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」です。
樹脂と大理石粉で成形したレプリカです。
(オリジナルは大理石)
所蔵:ルーヴル美術館

エロスとプシュケは、赤い糸で結ばれています。







■フィリピンパビリオン

フランスパビリオンを出たところで、
大屋根リングの上から音楽が聞こえてきました。

今日、5月22日は、大屋根リングで、
ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー・
パフォーマーによるパレードが行われると言う事で、
バグパイプでしょうか?音楽が聞こえる方を
見上げたところ。


大屋根リングへ上がるエスカレーターの
横に描かれたミャクミャクです。










大屋根リングの反対側に、
アメリカパビリオンを見たところ。

入館待ちの長い行列ができています。

右よりのオブジェは、パブリックアートです。

奈良祐希 作 《Prayer Vessel》




正面は、アメリカパビリオンです。
先ほど見たフランスパビリオンの
北側に位置します。

左右の巨大なLEDスクリーンが目を引きます。

NASAのロケット打ち上げ疑似体験等が
できると言う事で、行ってみたいと思ってましたが、
入館を待つ行列の長さを見て、
並ぶのを諦めました。


そのアメリカパビリオンの北隣に位置する
フィリピンパビリオンです。

建物の外観は、
フィリピンの伝統的な籐細工をイメージした
デザインになっています。






そのフィリピンパビリオンへ並びます。

パビリオンの外壁には、
フィリピン全土から選ばれた職人たちが編んだ
212点の手編み籠が使われています。







行列は、フィリピンパビリオンの前を通って
入口に向かいます。










パビリオンの前の植栽です。
















パビリオンへ入ると、
天井から吊り下げられた短冊が
揺らめいています。

その奥の壁には、
PHILIPPINES WOVEN
Nature,Culture,& Community -
Woven Together for a Better Future
(自然、文化、人々 - より良い未来をともに織りなす)
とあります。


パビリオンの中へ進むと、
巨大なタペストリーが
天井から吊り下げられています。

これらは、フィリピンの18の地域、それぞれの
伝統織物です。

例えば、右から二つ目のタペストリーは、
ルソン島北部のイフガオ族の織物で、
棚田や山の形をモチーフとし表現されています。


巨大なタペストリーが吊り下げられています。











更に奥へ進むと、
AIを活用した体験スペース
「Dancing with Nature」があります。

壁一面に広がるスクリーンの前に立つと、
AIが人を認識し、植物や魚、食べ物で表現された
キャラクターが現れ、
人の動きに合わせてキャラクターが動いたり等が
できるようになっています。



または、
スクリーンの前に立った人の表情や動きを
AIが分析し、
その人に最適なフィリピン旅行プランの提案も
してくれるようです。









■マレーシアパビリオン

次はフィリピンパビリオンと
通りを挟んで北に位置する
マレーシアパビリオンへ行きます。







マレーシアパビリオンです。

パビリオンは、
マレーシアを象徴する織物の
ソンケットの優雅さを彷彿させる
竹のファサードが特徴的です。






マレーシアパビリオンの
入館待ちの列に並びます。










階段を上ると入口があり、
その入口の横に、展示内容の紹介があります。















入口を入ると、
マレーシアの地域によって異なる
多様な文化の紹介が、模型を使用してされています。

「ようこそ」の画面の下は、
モノレールが走っており、
マレーシアの首都のクアラルンプールのようです。





マレーシア南部の紹介です。











説明にTHE HERITAGE TOWNとあります。

ペナン島にある世界遺産のジョージタウンです。









ボルネオ地方の紹介です。











マレーシア南部の紹介です。











マレーシアは、マレー系約58%、中華系約23%、
インド系約7%、先住民約12%と
多様な民族から成り立ってます。
(2023年統計局データより)








マレーシアの風景です。

左側の斜張橋は、ペナン島とマレー半島を結ぶ
Penang Bridgeでしょうか?

右側の街は、
マレーシアの首都、クアラルンプールです。
2本の高層ビルは、ペトロナスツインタワーです。




進んで行くと、
1階から2階フロアを越えて「調和の樹」が聳えてます。















この「調和の樹」は、竹とラタン(籐)を使用し、
編んで制作されています。










この聳える「調和の樹」の周りを回る
螺旋状の通路を下りて行きます。















一階へ下りて、聳える「調和の樹」を見上げたところ。
















次へ進むと、
クアラルンプールの街の
ジオラマ模型があります。

白く光っている二つの相似形の高層ビルは、
ペトロナスツインタワーです。

1998年の完成で、高さは452mあります。
完成当時は世界一の高さを誇っていました。



次は、壁一面にスクリーンのあるホールです。

アニメが流れていました。









このまま見続けたいと思いながらも、
途中からなので、出て行ってしまいました。












■オーストリアパビリオン

マレーシアパビリオンを出た後は、南へ、
螺旋状のオブジェが目を引く
オーストリアパビリオンへ向かいます。

クラシック音楽で有名なオーストリアの
螺旋状のオブジェは、
楽譜をモチーフにデザインされています。



パビリオンへ入ると、
グランドピアノとシャンデリアが展示されています。

グランドピアノは、Bosendorfer(ベーゼンドルファー)社によって、
世界16台限定で製作された自動演奏機能付きピアノの内の一つです。

ピアノの屋根の内側には、
葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」が描かれています。









そして、シャンデリアは、
オーストリアのガラス工芸メーカー、
LOBMEYR(ロブマイヤー)によって、
制作されたものです。

このシャンデリアは、
1873年に開催されたウィーン万博で展示された
シャンデリアのレプリカです。









自動演奏が行われています。
















LOBMEYR(ロブマイヤー)のシャンデリアです。
















ピアノの屋根の内側に描かれた
葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」です。










AIによる作曲が体験できる「未来の部屋」です。











17種類あるSDGsの目標を1つ選び、
奏でる楽器を選んで
タッチパネルをなぞったり、たたく事で、
この場だけの音楽が完成します。










■カナダパビリオン

今日、東ゲートを入場して一番に、当日予約を入れた
カナダパビリオンへ向かいます。

そのカナダパビリオンです。

パビリオンへの入館前に、パビリオンは、
春になり、川の氷が割れ、雪が解け、
川に流れ出す季節をイメージした
デザインと説明がありました。

入館する前に渡されるタブレット端末を持って、
入館します。

廊下の天井には、流れる氷を川の中から見ている映像が映っており、
タブレット端末には、AR(Augmented Reality、拡張現実)として、
川の中を泳ぐ魚が映ってますが、
片手でタブレットを持ちながら、片手でカメラの操作が難しく
写真が撮れません。









廊下を進み、展示ホールへ入ります。

展示ホールの中は、解けた氷が無数に浮かび、
流れる川のように見える展示があります。








そして、その個々の氷に、タブレット端末を向けると、
AR(拡張現実)が映し出されます。



例えば、この氷の塊にタブレット端末を向けると、






タブレットには、
氷が解け、緑が現れ、広場に人が集っています。










背の高い標柱にタブレットを向けると、
高層ビルが映し出されます。















この氷の壁にタブレットを向けると、











滝が流れ落ち、虹が架かってます。











鉄道が走り、
木材を積んだ列車がトンネルに入って行きます。










岩肌を、水が滝となって流れ落ちて行きます。
















高層ビルや、トロントの
CNタワー(Canadian National TOWER)が
見えます。









岩肌を列車が走っています。











更に隣の展示室へ入って行くと、
宇宙ステーションがあります。

宇宙ステーションへタブレットをかざすと、
無重力で浮き上る宇宙飛行士の姿が
タブレットへ映ります。







更に次へ進むと、
雄大な自然の写真を背景に写真撮影ができます。
























■昼食(ひよこ飯店で天津飯定食)

カナダパビリオンを出た後は、
大屋根リングに沿って南へ、
ウォータープラザ マーケットプレイス東で
昼食をとる事にします。

「大衆中華 ひよこ飯店」で、
天津飯定食を注文します。




その天津飯定食です。












天津飯です。

美味しかった!












■北欧パビリオン(ノルディック・サークル)

昼食の後、
ウォータープラザ マーケットプレイス東を出て、
ウォータプラザに沿って西へ向かいます。







ウォータプラザに沿って西へ向かって行くと、
北欧パビリオン(ノルディック・サークル)が
あります。

このパビリオンは、
北欧の伝統的な納屋をモチーフとした
デザインになってます。

このノルディック・サークルは、
アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、
フィンランドの5か国が共同で出展し、
持続可能な未来と、北欧の価値観を紹介しています。

360度に配置されたスクリーンに、
北欧の日々の暮らしや、四季の写真や動画が
映し出されています。









このスクリーンは、食べられなくなった
お米を活用したライスペーパーでできています。






















来館者へ、Tetra Pakのサポートを受けて、
配布されたNordic Circle Waterです。

Tetra Pakは、1951年にスウェーデンで誕生した会社と
言う事です。














■シンガポールパビリオン

北欧パビリオンを出て、
ウォータプラザに沿って西へ向かいます。

正面は、夜に開催される
水と空気のスペクタクルショー
「アオと夜と虹のパレード」の演出装置、
門型のオブジェ、ウォーターカスケードです。



そのウォーターカスケードの反対側には、
EXPO 2015のオブジェがあり、
写真を撮りたい人達が行列になってます。

その向こうには、
シグネチャーパビリオン「null²」が見えます。






ウォータープラザに沿って西へ進んで行くと
英国パビリオンの前にすごい行列ができてます。

英国パビリオンは、この日がナショナルデーで、
入館待ちの行列だけでなく、
英国の有名キャラクターと写真をとる行列も
できていました。

あ、「ひつじのショーン」がいました。



長い行列の英国パビリオンを避けて、更に西へ、
赤い球体が目立つシンガポールパビリオンへ
向かいます。

この赤い球体は、
「ドリーム・スフィア(夢の球体)」と
呼ばれています。

そして、パビリオンのテーマは、
「ゆめ・つなぐ・みらい」です。


パビリオンへ入ります。

第一章:
シンガポールから広がる夢、
多くの夢が生まれています。







多くの夢が生まれていきます。











第2章:
「トーキング・ツリー(話す木)」のストーリーを聞く事で、
人々が動植物と調和し共存する都市づくりを目指します。














「トーキング・ツリー(話す木)」のストーリーを聞きます。

































夢が形づくられます。











動植物と調和し、











共存する都市づくりを目指します。











そして、次の章へ向かいます。
















第3章:
「ドリーム・リポジトリ(夢の集まる場所)」です。










夢の大小にかかわらず、
全ての人の夢が集まり、
未来に変化をもたらそうとしています。









人々の夢が集まり、
人々が動植物と調和し共存する都市、










人々が可能性に満ちた新しい都市を追求し、
育っていきます。






















シンガポールは、
地図上で「Little red dot」と呼ばれる事から
発想を得た
「ドリーム・スフィア(夢の球体)」は、
無限に広がる可能性を探求し未来を築く
きっかけを創出しています。








■ベルギーパビリオン

シンガポールパビリオンを出て、
大屋根リングに沿って、北へ進み、
イタリアパビリオンの北隣に位置する
ベルギーパビリオンへ向かいます。

そのベルギーパビリオンです。
長蛇の列ができてますが、
頑張って並ぶことにします。


そのベルギーパビリオンの前の池を囲むように
行列ができています。

池の中には、「BELGIUM(ベルギー)」の文字が
浮かび上がってます。

ベルギーパビリオンのテーマは、「いのちを救う」です。










入館前に下られたお菓子です。

Lotus Biscoffは、
お菓子の国ベルギー生まれのビスケットです。










パビリオンへ入ります。

映像には、「私たちの使命は行動」とあります。









その先には、中庭があります。

その中庭は、3階まで吹き抜けとなっており、
四方は緑に覆われています。













そして、空が見える天井からは、
円形に水が流れ落ちています。















先へ進むと、ベルギーは、
ヨーロッパの中心に位置する事を示す地図が
映し出されています。

そして、それは革新の中心にもなってます。

また、この地図には、陶器が割れたような
金色の筋が入ってます。
これは、割れた器を美しく修復する
日本の伝統技法の「金継ぎ」をモチーフにしています。


展示テーマは、「いのちを救う」で
ベルギーが誇る最先端の医療技術が
紹介されています。


























ベルギーは、ワクチンの世界的リーダー国です。

ベルギーは、戦略的に、
製薬、バイオ系企業等、先端医療の研究開発への
投資を奨励する為に税制優遇措置等を行っており、
先端医学やバイオテクノロジー分野に強い大学や、
多くの研究所、医療素材メーカー、大手製薬会社
が集中しています。




そして、多くのベルギー人が
人体に関する知識に大きく貢献し
命を救う治療法の発見に携わっています。










2階へ続く緩やかなスロープの天井には、
ベルギーの6歳から12歳の子供達が、
ちりめん紙で作った3000本の花が吊るされています。














ベルギーは、
ワロン地域、ブリュッセル首都圏地域、
フランダース地域の3つの地域に分かれています。

ベルギーの南部に位置するワロン地域は、
フランス語、ドイツ語圏で、
豊かな産業の歴史と大切に守られた自然が
融合しています。
















ベルギーの中心に位置する
ブリュッセル首都圏地域は、
NATOとEU関連機関の本部が置かれている
アール・ヌーヴォー発祥の地です。

医療ロボットや、AIの活用が紹介されています。



































消化器系、腸内健康モニタリング用センサーピルの
活用について

センサーを小型化し、センサーをピルに収め、
消化器管内部から、腸内データを取得します。
これまでアクセスできなかった腸内データの
考察が可能になります。






















脳について、
AIが加齢に伴う病気の謎を明らかにします。

脳がその人らしさを生み出しますが、
正しく機能しなければ、
あなたの世界は壊れてしまいます。
AIが原因を突き止め
神経科医があなたに必要な治療を提供できるよう
サポートします。





































フランダースは、人々に寄り添い、
「命の環」をキーワードに、
人間の命の各ステージにおける
最新の診断および治療技術を提供します。








同意がある事を前提に、
実際の自分のデータと、
仮想空間にコピーしたデジタル双子(ツイン)に、
生活習慣の変化がどのように影響を及ぼすか、
AT技術によるシュミレーションを行う事ができます。









































吹き抜けのの中庭、3階です。
















ベルギーパビリオンを出て、パビリオンを見たところ。













■大屋根リング ~ 東ゲート ~夢洲駅

ベルギーパビリオンの後は、
大屋根リングの下のベンチに座って、休憩します。

大屋根リングの柱に描かれたイラストです。
花のイラスト?って見ていると、
ミャクミャクもいるようです。

帰るには少し早いですが、昨日から十分見て周ったので、
帰る事にします。






東ゲートへ向け、東へ進んで行くと、
フィリピンパビリオンの前で、
民族衣装を着た方々と写真撮影していました。









大屋根リングを越えて、
東ゲートへ向け進んで行くと、
パブリックアートがありました。

ジュン・T・ライ 作
《Bloom Paradise, Flower of Hope》

大きな蓮の花が咲いているかのような作品は、
「生命の創造」と「生命の再生」を象徴しています。
色とりどりの花びらは、
多文化の共創を表現しています。

東ゲートです。











東ゲートを出て、夢洲駅へ向かいながら、
北、舞洲方向を見たところ。

白い橋は、夢洲と舞洲を結ぶ夢舞大橋です。








夢洲駅です。

大阪メトロ中央線でホテルへ帰りました。











■夕食(旧ヤム邸 空堀店) ~ 東横堀川

ホテルで一休みした後、夕方に
夕食を食べに空堀商店街へ出かけます。













お目当ては、近年ブームになっている
スパイスカレーの走りとして知られる
「旧ヤム邸 空堀店」へ向かいます。

その「旧ヤム邸 空堀店」です。

店員さんにお店の名前の由来を聞いたら、
ヤムは昔のオーナーさんの飼い猫で、
旧は、この古びた感じの建物のイメージから
旧を付けたそうです。
確からしさは不明です。

店の前にあったメニューです。

注文したのは、
スぺシャルミックスカレー
(3種のルウ(チキン、ほうれん草、キーマ)にお野菜のっけ)です。












店内の風景です。
















注文したスペシャルミックスカレーが
やってきました。












そのスぺシャルミックスカレーです。

やみつきになりそうな美味さです。











食べた後、お店を出て、
「旧ヤム邸 空堀店」を見たところ。










食事の後は、散策してホテルに帰る事にします。

空堀商店街は、西から東に向け上る坂道になっており、
東を見たところ。













その空堀商店街を西へ、坂を下って行きます。
















空堀商店街を西へ下って行くと、
南北に走る松屋町筋に出ます。

そして、松屋町筋を北へ進みます。
松屋町筋は、松屋町筋商店街になっており、
ひな人形をはじめ、おもちゃ、駄菓子、和紙など、
様々な問屋や専門店が並んでます。

但し、遅い時間で、ほとんどのお店は閉まってました。








松屋町筋を北へ、長堀通りへ出て、西へ進むと、
東横堀川に架かる末吉橋があります。















その末吉橋の上から、
東横堀川の川上、北側を見たところ。

東横堀川の真上を、
阪神高速1号線が南北に通っています。

東横堀川は、豊臣秀吉の大阪城築城にあたり、
西の守りとして、
天正13年(1585)に開削された最初の堀川です。

その後、大阪冬の陣で、
徳川と豊臣が和睦する条件として、
東横堀川は埋め立てられます。
そして、大阪夏の陣で大阪城が落城するとすぐに掘り返され、
元和元年(1615)に道頓堀川が開削され、更に寛永2年(1625)には長堀川が新たに開削されました。


末吉橋の北側の橋、安堂寺橋から、
東横堀川の川上、北側を見たところ。










安堂寺橋の北側の橋、久寳寺橋です。











久寳寺橋から、東横堀川の川上、北側を見たところ。







ホテルへ帰って、休養をとり、
次の日は、大阪見物をして、広島へ帰りました。


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