日御碕 & 出雲大社: Apr 2015



ゴールデンウィークに、松江・出雲へ、一泊二日の旅行へ行って来ました。
初日は、松江城、宍道湖周辺を観光し、二日目は、日御碕、出雲大社を見て回りました。



一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅から電車へ乗り、出雲へ
出発です。




















途中、川跡駅で、出雲大社前駅行の電車に乗り換えます。






















 一畑電鉄の出雲大社前駅へ到着です。






















出雲大社前駅横の側線に展示されていた電車。

映画「RAILWAYS」で使用された日本最古級の電車
デハ二50形・52号車と言う事だ。



















その電車に入ってみる。
 
この電車は、客貨同時輸送を考慮した荷物室付き車両と言う事だ。

ここが荷物室?


























電車の中。

客室。

オリジナルの内装に復刻されているらしい。


























運転席。
 





















一畑電鉄の出雲大社前駅から、JR西日本の旧大社駅へ
歩いて行って見た。

旧大社駅は、1990年に廃線となった大社線の駅だった。

純和風の木造平屋建てで、現在は、国の重要文化材に
指定されている。

















その大社駅の説明板。





































屋根の上には、亀の乗った亀瓦がある。
 





















その亀瓦。

場所によって、形が少しずつ異なっている。




















駅舎の南側には、団体用の改札口があった。

ここは出雲大社の門前町で、1950年代には、東京と
大社駅を直通で結ぶ急行列車「出雲」が走っており、
参脂客が団体で訪れていたらしい。


線路の向こうには、蒸気機関車D51が展示されていた。















線路へ下りる手前の鉄板の上には、ウサギの絵が描かれている。

















旧大社駅は、廃駅になる前の当時の姿のまま残っている。











旧大社駅を見たら、北上し出雲大社へ向かう。

途中、堀川が横切っており、その向こうに鳥居が見える。

これは、出雲大社の一ノ鳥居。

大正時代にできたコンクリート製と言う事だ。























その堀川。

南西方向を見たところ。




















  出雲大社への参道、神門通りを北上して行く。






























二ノ鳥居、勢溜の大鳥居が見えてきた。

勢溜(せいだまり)とは、「人の勢いが溜まる場所」と言う
意味らしい。

昔は、この辺りに、市がたったり、芝居小屋や、見世物小屋が
でき、多くの人が集まり、にぎわったのだろう。
















出雲大社へお参りする前に、日御碕へ行く予定だが、バスの時間があるので、
勢溜の大鳥居をくぐり、参道を進んで見る。

参道は、上下のうねりはあるが、下りである。
ちょっと不思議な感じがする。


























案内図があった。
































































参道を進んでいく。






























参道を進んで行くと、祓橋(はらいばし)がある。






















祓橋の下を流れる素鷺川。





























祓橋を渡ると、三ノ鳥居がある。

三ノ鳥居は、鉄の鳥居である。




















そして、参道を進んで行くと右手、東神苑に、波の上に乗った玉と向き合う
大国主命の像がある。

日本書記には、大国主命が少名毘古那神と協力して国づくりを進めている
最中に、少名毘古那神は栗の茎に弾き飛ばされ、常世国に去ってしまう。
大国主命は一人でどうやって国づくりを進めるか思案していたら、海を照らし
ながらやってきた「幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)」と言う神が、国づくりを
助けたと言う言い伝えがある。





















  この像が、「幸魂奇魂」と大国主命の像である。





























そうこうしている内に、日御碕行きのバスの時間が
近づいた。

お参りは後に回し、勢溜の大鳥居まで引き返す。



















この大鳥居の前に、日御碕へ向かうバスの停留所が
ある。




















日御碕へ向かうバスに乗り、日御碕で降りる。

停留所から海岸の方向に歩いて行くと、日御碕神社がある。

日御碕神社は、「出雲風土記」に「美佐伎社」と記されている
古社である。














 日御碕案内図。





































参道を進んで行くと、赤い楼門がある。






















道のど真ん中に鳩がいた。

近づいても、逃げようとしない。
何で?


















楼門の下の格子の中の狛犬。

狛犬は、木製のようだ。

門の左側の阿形の狛犬。
























門の右側、吽形の狛犬。






























楼門を入ると、正面に日沉宮(ひしずみのみや)がある。

天照大神が祀られている。

「伊勢大神宮は日の本の昼を守り、出雲の日御碕清江の浜に日沉宮を建て日の本の夜を守らん」と言うご由緒が、
日沉宮に残っている。

当初は、清江の浜の経島へ祀られていたが、今はここへ
祀られている。
















その右手の階段の上には、神の宮がある。

天照大神の弟とされる素盞鳴尊が祀られている。

登ってみると、神の宮の横へ出た。


















神の宮の階段を登り、日沉宮を見たところ。

左に日沉宮の拝殿、右に本殿が見える。



素盞鳴尊が天照大神を見下ろす配置である。
















日沉宮横の境内を見下ろしたところ。






















神の宮。

手前が神の宮の拝殿で、奥が本殿。




















神の宮の正面の階段を下りて、ふり返ったところ。






























 日沉宮の拝殿と本殿。






















 神の宮を見上げたところ。






















日御碕神社を出て、海岸へ向かう。

ここが、日沉宮のご由緒にある清江の浜か?




















海岸から、目の前に、経島(ふみしま)が見える。

この経島は、ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物に
指定されている。

そして、かつては、この経島へ日沉宮が祀られていた。

経島の上部へ鳥居が見える。
今でも祠があるのだろう。














海岸にも、ウミネコがやって来ていた。











次は、この海岸沿いを、日御碕灯台へ向け登って行く。










日御碕灯台へ向け登る途中に見た岩肌。

1600万年前に噴火して、溶岩として流れ出た流紋岩である。



























日御碕灯台へ向け登りながら見た経島。





















経島。

流紋岩でできている。




















途中に見た海岸。





























経島。

火山活動により噴出した流紋岩が冷え固まる時に
割れてできた柱状節理が、経典を積み重ねたように
見えたことから、経島と呼ばれるようになった。

















日御碕灯台の近くには、お土産屋さんや、食堂が並んで
いる。

そのお土産屋さんの横に干してあったイカ。
スルメイカになるのかな?


















そのイカ干し。





























そして、日御碕灯台へ向かう。






























白く、すっくと立っている灯台だ。





























灯台の前は、崖になっている。





























日御碕周辺の案内図。


































日御碕灯台の下から、灯台を見上げたところ。






























日御碕の地形は、標高20〜36m程度の平坦な面が
広がっています。

これは、約数万年前、海面がこの高さまで上昇していた
時期があり、波による激しい浸食で、海岸付近に平坦面が
つくられた。
海岸段丘と呼ばれるものである。
















海岸段丘。























日御碕灯台の下を回って行くと、灯台では無いが、
白い塔のような建物が見える。

気象観測用の建物のようだ。



















東正面から日御碕灯台を見たところ。






























灯台の入り口の手前から、灯台を見上げたところ。

高さは、43.65mで、日本一と言う事だ。












内部には、163段のらせん階段があり、上部展望台まで登る事ができる。














上部展望台から東を見たところ。






















東、少し南よりを見たところ。






















北東を見たところ。

白い建物は、先ほど見た気象観測用の建物。




























北東を見たところ。























北を見たところ。






























北を見たところ。






























西を見たところ。






















南西を見たところ。

左端の島は、経島。




















その経島。

ウミネコの繁殖地だ。


















南西を見たところ。






















灯台の下をのぞきこんだところ。






















南を見たところ。






















見上げると、ガラス窓の中に、レンズが見える。






















そのレンズ。

光度は、48万カンデラで、約40km沖合まで光が届くと言う事だ。



























海岸の波打ち際。

波打ち際に赤い帯模様ができている。

暖かい日だったので、赤潮のなりかけ?


















一階へ下りたところ。

日御碕灯台の外壁は、白い石の切石積みですが、
内部は、空間をあけて、レンガを積んだ二重構造になってます。

その二重構造が見れるように、窓が開けてありました。
























その窓から中を見たところ。

確かに、レンガ積みの内壁と、石積みの外壁との間に
空間があり、二重構造になっている。



















灯台を出て、灯台の西側の遊歩道を北東へ向け歩く。





























日御碕灯台をふり返ったところ。






火山活動により噴出した流紋岩が冷え固まる時に、4〜6角形の幾何学的に
割れてできた柱状節理が見られる。






















確かに、蜘蛛の巣のように幾何学的な割れ目が見える。






















気象観測用の建物と、日御碕灯台を、ふり返ったところ。































海岸。























歩いて来た遊歩道。






















この岩は、幾何学的な割れ目がよくわかる。






























遊歩道を引き返し、海岸沿いの遊歩道を南へ向け歩きながら、
灯台をふり返ったところ。





























日御碕灯台。





























日御碕の石標。

前方に展望台、その向こうに経島が見える。




















灯台をふり返ったところ。





























日御碕の柱状節理の説明板。































目の前にウミネコがいた。






















たくさん、ウミネコがいる。

ウミネコと目があった。




















羽を広げて飛んでいく。






















海へ向かって飛び上がる。






















ウミネコがやって来ては、飛んで行き、また、やって来る。






















黄色い嘴の先が赤い。






















仲間と一緒にやって来る。






















経島。






















経島と反対側、北側の海岸を見たところ。






























海岸から北東に目を向ければ、日御碕灯台が見える。






















南を見たところ。

経島が見える。




















流紋岩の柱状節理の上にとまったウミネコ。






















羽を広げて崖からダイブした。






















経島。






















経島と反対側、北側をふり返ったところ。






















経島の近くの海面を見ると、ウミネコが泳いでいる。






















そのウミネコ。
























経島。






















日御碕の遊歩道を一周し、お昼には、まだ早いが、
朝昼兼用の食事をとる事に。


日御碕で人気がある海鮮丼を食べに柿谷商店へ入る。




















この辺りでは、海鮮丼の事を、みさき丼とも呼ばれているらしく、更に柿谷商店には、いくつかの種類がある。

そして、頼んだのが、この漁師丼。
小鉢と、お吸い物がついている。




















漁師丼のアップ。























食事の後は、出雲大社へ向け帰るばかりだが、少し名残惜しい。

再度、帰る前に、日御碕灯台へ行き、正面から写真を撮る。



























日御碕のお土産屋さんの庭で見たワカメの日干し。






















これが板ワカメになる?






























日御碕へ登って来た道を引き返す。

経島。




















経島の横の海岸の風景。






























経島。






















日御碕漁港。

今は漁港だが、昔は清江の浜と呼ばれていたのだろう。




















海岸から日御碕神社へ向かう途中に、水に囲まれた小さな祠があった。

天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけひ)の時、天の安河で産まれたとされる
宗像三女神(市寸島比売命、多岐津比売命、田心姫命)は、海上交通の
平安を守護する神であり、それに関する祠か?


























日御碕のバス停から出雲大社へ向かうバスへ乗る。

途中、稲佐浜で、バスを降りる。


ここが稲佐の浜。
国譲り、国引きの神話で知られている。
















浜の中央に弁天島がある。

島の上部に鳥居と社が見える。
かつては、弁財天が祀られていたが、今は豊玉毘古命が
祀られている。


















この弁天島は、かつて、稲佐の浜の沖合にあり、
沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていた。





















昭和60年前後までは、島の前まで、波が打ち寄せていたが、
近年浜が広がり、島の後ろまで歩いて行けるようになった
らしい。




















弁天島を、南東から見たところ。

たくさんの人が写真を撮っている。





















稲佐の浜から、東へ、出雲大社へ向け歩いて行く。

稲佐の浜から、少し入ったところに、小さな祠がある。



これは、出雲大社 下の宮。
天照大神が祀られている。





更に進んで行くと、出雲大社の上の宮がある。
修理中だったと思う。写真は無しです。








そして、出雲大社の大歳社(おおとしのやしろ)。

素戔嗚尊の御子神の大歳神が祀られている。
田畑の守護神で、五穀豊穣に功徳がある。



















更に東へ進んで行くと、出雲の阿国の墓がある。






















その出雲の阿国の説明板。

歌舞伎踊りを創始した事で有名だ。



































更に進んで行くと、出雲大社が見えて来る。

素鷺川を渡り境内へ入る。




























境内の藤棚。





























大国主命と須勢理比売命(スセリヒメノミコト)の結婚式の
場面の石碑。




















参道へ出る。

左手に、手水舎がある。


本来なら、この参道の正面の四ノ鳥居をくぐって進むのだが、
工事中で、くぐり抜けできなかった。

四ノ鳥居は、銅の鳥居で、触ると金運UPと言うパワースポット
らしいが、触れなかった。残念!




回り道し、拝殿・本殿へ向かう。








神馬と神牛の像。






















正面が、拝殿。






















大きな注連縄がかかっている。























南東から拝殿を見たところ。

その奥に御本殿がある。




















南東から御本殿を見たところ。






















御本殿の八足門。

ここから先は、正月三が日などの特別な日や、御祈祷を
受けた人以外は入れない。



















八足門横の御守所。

お守りや絵馬等を授与されるところ。




















反時計回りに御本殿を回ってみる。

大きな建物が、御本殿。

御本殿は、大国主命が鎮座されている。
国宝に指定されている。
















御本殿。

北東から見たところ。

高さは24mある。


















御本殿。

北から見たところ。

大社造りと呼ばれる日本最古の建築様式だ。

























御本殿の北西にある彰古館。

大正3年に出雲大社の宝物館として建てられた。




















御本殿を北西から見たところ。






















御本殿を西から見たところ。





















御本殿を南西から見たところ。






















御本殿を南西から見たところ。






















御本殿を南西から見たところ。






















御本殿の千木(ちぎ)と勝男木(かつおぎ)。

屋根の上で、X状に交差している板木を千木、
水平に置かれた丸太状の木を勝男木と言う。



















南東の神枯殿の前にあったポスター。

2000年から2001年にかけて、境内の発掘調査が
行われた結果、古代の御本殿の御柱が発掘されました。





























その説明。


































古代の御本殿の想像図。


































神枯殿の前を東へ向け出雲大社を出る。

出雲大社の東側には、北島国造館があり、入ってみる。

北島家は、かつては、千家家と共に、出雲大社の祭祀を
司っていたが、現在は出雲教の布教活動をされている。

中には、りっぱな庭園があり、奥に小さな滝がある。















その滝。

亀の尾の滝と呼ばれている。




















そして、次は、島根県立古代出雲歴史博物館へ。

北西から島根県立古代出雲歴史博物館を見たところ。




















ロビーには、古代本殿の御柱が発掘された出雲大社境内模型が展示されていた。

発掘された宇豆柱の展示もあったが、ガラスケースの反射で
写真撮影できず。残念!















その出雲大社境内模型。
































そして、平成の大遷宮で、本殿から撤下された檜皮軒付の
実物が、特別に展示されていた。





















常設展。

鎌倉時代前半(1248年造営)の神殿はどうだったのか?
現代の建築学者5人が推定復元した1/50模型。

現代の本殿の高さは24mであるが、かつての本殿の高さは
古代には32丈(96m)、中世には16丈(48m)あったと
伝わっている。















上記の復元設計は、発掘調査の結果に基づき行われている。






































これは、故・福山敏男 京都大学名誉教授が、戦前に平安時代の本殿を推定設計した設計図を基に復元した1/10模型。
これも、高さは16丈(48m)を想定した模型のようだ。



さすがに、古代に32丈(96m)は、30階以上の高層建築に相当し、眉唾だが、
発掘調査で、地中に残存する直径1.35mの巨木を3本組み合わせて一本の柱とする巨大柱の一部が見つかったことで、16丈(48m)の高さの本殿が実存していた可能性も取り沙汰されている。




















昭和28年まで本殿の屋根を飾っていた千木と勝男木のレプリカ。





























そりこ船と漁具。

そりこ船とは、出雲・隠岐海岸で使用されていた刳り船を
指す。


















雲南市 加茂岩倉遺跡で見つかった銅鐸。

シカや四足獣、四頭渦文が描かれている。


























加茂岩倉遺跡で見つかった銅鐸。

顔が描かれていたり、×印がついていたり、鳴らした痕跡が残っている。

















加茂岩倉遺跡で見つかった銅鐸。

ウミガメが描かれている。


























加茂岩倉遺跡で見つかった銅鐸。

シカの群れが描かれている。

兵庫、大阪、福井で見つかった銅鐸と同じ鋳型で作られた銅鐸です。
























金銅製双龍環頭太刀。

安来市 かわらけ谷横穴墓群で見つかった。


























松江市 岩屋跡古墳の石棺式石室の1/10縮尺の復元模型。

石室は、加工した一枚岩を用いて壁や天井を作っている。

























出雲市 上塩冶築山古墳の横穴式石室の1/10縮尺の復元模型。























島根県立古代出雲歴史博物館を出た後、再度、出雲大社
境内へ戻る。

境内には、いくつかの白ウサギの像がある。

古事記で語り継がれている大国様に助けられた
因幡の白ウサギがモチーフになっているようだ。
















浄の池(きよめのいけ)。






















参道の脇にある祓社(はらいのやしろ)。

本当は、お参りする時に、寄るべきでした。
私の場合は、帰りに気が付きました。



















参道を帰りながら、ふり返ったところ。



















勢溜の大鳥居の前のバス停から、JR出雲市駅へ向かう。











JR出雲市駅前から広島行の高速乗合バスへ乗って、広島へ帰る予定だが、
バスの発車まで時間がある。

時間つぶしに出雲の名物、出雲ぜんざいを食べる事に。

出雲は、ぜんざい発祥の地らしい。

JR出雲市駅の北に向かう通りにある「和かふぇ 葉楽koto」と言うお店に入る。






















出雲大社献納茶御抹茶 出雲ぜんざいセットを注文。

ぜんざいの甘さが、歩き疲れた体を癒してくれる。






















一服した後は、高瀬川まで歩いてみる。





























水量が豊富で、気持ちがいい。





























ねがいびなへ願い事を書いて、高瀬川へ流すと
願いがかなうパワースポットになっている。



















JR出雲市駅から、高速乗合バスへ乗って、帰途についた。



 

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