玄武湖:Nov2013


午前中は、南京駅から、 南京長江大橋 へ歩き、
昼からは、玄武湖を周って帰る事にしました。



右写真は、南京駅です。








南京駅前から、玄武湖を見た朝の風景です。

霞がかかって見えるのは、PM2.5の影響だと
思います。
空気が悪いです。

湖に浮かんでいるのは、梁洲です。

玄武湖には、5つの洲があり、
その内のひとつです。

洲とは、川、湖、海の底に
土砂がたまって高くなり、水面に現れたもの
と辞書にありますが、要するに島の事です。

午前中、 南京長江大橋 へ行って、
南京駅まで帰ってきました。

なので、クタクタなのですが、
南京駅前から、更に
湖岸を南東へ歩いて行きます。

朝よりは、PM2.5が晴れたかな?
湖の向こうに、高層ビルが見えます。

島は、5つの洲の内の梁洲です。



湖岸には、所々にウッドデッキがあり、
湖を見渡す事ができます。

この時期は、枯れ蓮が
たくさん残っています。

花が咲く季節だったら、
さぞ美しいと思います。

中央の島が、梁洲です。
そして、左に少し見える島が、翠洲です。

島と島の間は、橋で渡る事ができます。

この玄武湖では、
三国志にも登場する呉の孫権が、
水軍の訓練を行ったと言う事です。

更に、湖岸を進んで行きます。

手前の島が、翠洲で、
その向こうが、梁洲です。

更に、その向こうに高層ビルが見えます。







玄武湖の公園の地図がありました。
以下の地図の赤丸印の場所が、今立っているところです。
南京駅から、湖岸を歩いて来ました。

玄武湖の中には、翠洲、梁洲、环洲、櫻洲、菱洲の5つの島があります。
























これから、翠洲、梁洲、环洲と渡り、玄武門へ向かいます。




翠洲へ渡る橋の上から、菱洲(中央左側)を
見たところ。












翠洲で見た紅葉した木々です。


















翠洲の中にはあった建造物です。













翠洲から梁洲へ渡る橋の上から、
南側を見たところ。

写真中央辺りに、环洲から菱洲(左側)へ渡る
橋が見えます。









その橋の辺りを、拡大して見たところ。













その橋の上から、北側を見たところ。

写真では、わかりにくいですが、
中央辺りに南京駅が見えます。










そして、梁洲へ渡ります。

梁洲で見た大木です。
















そして、梁洲の公園の中には、
こんなのもあります。












梁洲から环洲へ渡る橋の上から、
西の対岸を見たところ。

玄武湖に沿って、城壁が続いており、
その向こうには、高層ビルが見えます。









环洲で見た像です。













环洲の中には、
玄武湖とつながった環濠があり、
その中に、櫻洲があります。

环洲の环は、
日本漢字で、環と言う字です。
よって、环洲とは、
櫻洲を囲んだ島を意味する
のだと思います。

環濠を、北の角から南西を見たところ。



環濠を、北の角から、南東を見たところ。

枯れ蓮でいっぱいです。

右側の島が、
この環濠に囲まれた島、櫻洲です。








島の中ほどに、
木に赤い布が結わえてある場所が
ありました。

ちょっと日本のおみくじを連想します。
赤い布には、願い事が書いてあるように
見えます。

でも、結局何か良くわかりません。





環濠を、西の角から、南東を見たところ。













こんな岩の塊がありました。
砦かと思っていたのですが???

後からGoogle Mapで見てみると、
童子拝観音石のようです。

子供達が、観音様と思い、
拝んだ石と言う意味でしょうか?






確かに、通路やトンネルがあったりで、
子供が遊ぶには、面白そうな岩です。

















岩の上には、橋渡しもあります。


















見るからに奇岩です。


















环洲から西へ向かう道です。

前方には、城壁と玄武門が見えます。











その道から北西を見たところ。

玄武湖に沿って城壁が建てられています。











進むにつれ、玄武門が徐々に大きく
見えて来ました。












玄武門へ向かう道から、
南方向を見たところ。

湖には、ボート遊びをしている
人達がいます。

遠方には、塔が見えます。
機会があれば、
その搭にも行って見たいと思います。





玄武門です。













玄武門の上には、門楼があります。
(東から見たところ)












門から城壁内へ入り、お金を払って城壁へ登ります。
(北から門楼を見たところ)

















城壁の上から、北方向を見たところ。
どこまでも続いています。

















先程見た門楼を、城壁の上から見たところ。
(北から見たところ)

















城壁の上から、玄武湖、その向こうに
环洲が見えます。











門楼の中は、南京の歴史の展示があります。
これは、明代(1368-1644)の南京の都城図です。
























明の太祖 朱元璋(1328-1398)です。

眼鏡をかけている?
目の周りに円形の黒い丸があります。

と言う事で、眼鏡の歴史を調べてみると、
13世紀の後半にイタリアで発明されたようです。
中国に初めて表れたのは明代だとの事。

朱元璋は眼鏡をかけていたのだろうか?
確かに、この時代は、眼鏡は皇帝じゃないと
持てないような高価なものだったのだろうと
思います。







以下は、明南京城墻全図と説明が有りました。

























長江は、上図の左端から上部にかけて流れています。
今の地図と同じで、上を北にして、描かれています。
玄武湖は、上部中央辺りに描かれています。




右は、
清代乾隆時期江宁府境図と
説明が有ります。

清朝(1644-1911)時代に
南京は、江寧(江宁)と
呼ばれており、
江寧の境界含む全域を
表しています。

そして、
ここに描かれている
長江の波の模様?が
おもしろいです。

長江も、普段は、
こんなに波は高くない
と思うけど…。

なんだか、
鯉のぼりの鱗模様に
良く似ています。
一見、龍の胴体部分を
描いているかのようにも
見えます。

右は、
清朝(1644-1911)の
都城図です。

江南省城之図と
説明が有ります。















名君と呼ばれている清の康熙帝(1661-1722)です。















門楼を南へ抜けて、振り返ったところ。


















玄武門から、南を見たところ。

どこまでも続く城壁です。
この上を、もっと先まで歩いてみたいと思います。

しかし、今日は体はクタクタです。
機会があれば、いつか歩いて見ようと思います。












と言う事で、帰る事にします。

門楼を北に抜け、先程、登ってきた階段を下ります。
その階段の途中から、門楼を見たところ。
















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