福岡城跡:Mar2016


福岡城の外堀だった 大濠公園 から、福岡城跡へ行って来ました。

福岡城の福岡の名前の由来は、1600年関ヶ原の合戦で戦功のあった黒田長政に筑紫国が与えられ、
福岡城が完成した時、黒田家ゆかりの備前国邑久郡福岡の名前を取って、福岡城と名付けられたようです。


大濠公園 から国体道路へ出て、東へ向かいます。

右手に福岡懸護国神社の大鳥居が見えます。

この大鳥居は、高さ16m、柱の直径160cmの
ヒノキ製で、台湾から輸入された大木が
使用されています。







お堀の跡です。













木々の間から、石垣が見えます。













お城の南西にある追廻橋です。













追廻橋を渡り、上方を見上げると西隅櫓があります。


















西平櫓と北隅櫓です。

西平櫓の長さは、三十間あります。

その左端の重層の櫓が、北隅櫓です。









西平櫓と北隅櫓です。













西平櫓の下は、花菖蒲園になっています。

5月から6月にかけて花が咲くと思います。











桐ノ木坂を登って行きます。

かつて、桐ノ木坂門が、ここにありました。











桐ノ木坂を登ったところ。













りっぱなしだれ桜が咲いています。



























南二ノ丸への門です。













南二ノ丸です。

南二ノ丸の周囲に多聞櫓が建っています。

一般に、防御の為の長塀で、
平時は倉庫等に利用されていました。

その多聞櫓は、
先ほど登る前に見た西隅櫓、西平櫓、北隅櫓です。





南二ノ丸にあった井戸です。

その向こうは、北隅櫓です。
















多聞櫓です。

その多聞櫓の内、左側の櫓は、西隅櫓です。

西隅櫓から北に、西平櫓がのびています。









多聞櫓です。

西平櫓の先にある重層の櫓は、北隅櫓です。











訪問した日は、福岡城さくらまつりが開催されており、
このさくらまつりに合わせて、多聞櫓の一般公開が
行われていました。

多聞櫓の狭間です。














多聞櫓内の天井です。

一般的に多聞櫓の内部は、
仕切りの無い突き抜け状態が普通とされますが、
この多聞櫓は、16の部屋に独立しています。









多聞櫓の窓です。


















多聞櫓内の天井です。













多聞櫓を出て、大天守台へ向かいます。

左へ向かえば、裏御門跡です。

ここを右へ折れます。









大天守台の枡形虎口の石垣の西側を
登って行きます。












この先の通路は狭くなり、曲がったところに
御武具櫓御門があります。

右は鉄砲櫓跡の石垣です。










御武具櫓御門跡へ登り、ふり返ったところ。


















御武具櫓御門跡を抜け、大天守台の南側へ出て、
大天守台の石垣を見上げたところ。

天守台の上には天守閣はありません。

天守閣は存在しなかったと言う説と、
一度、建造されましたが、
徳川幕府の嫌疑を恐れ、取り壊された
と言う説があります。





大天守台の西へ回ると、
枡形虎口の中に入る
埋門(うずみもん)があります。

右側は大天守台です。









埋門です。

右側は大天守台です。











枡形虎口の内部へ入って、
埋門をふり返ったところ。












埋門の横の階段を登り、枡形虎口の石垣の上から
西を見たところ。

大濠公園 が見えます。










枡形虎口の石垣の上から、南を見たところ。

中央手前から右に鍵形に曲がった石垣は、
枡形虎口の石垣です。










埋門の横の階段を登ったとこにある
枡形虎口の石垣の上から、
大天守台の石垣の中に入ります。











大天守台の石垣の上に上り、南西を見たところ。

大天守台の石垣の下に、枡形虎口の石垣が見え、
枡形虎口の中に入る埋門と
別の門の鉄御門(くろがねごもん)が見えます。

敵が攻めて来た時に、最後の砦となる枡形虎口の中へ
容易に攻め込まれないように鉄御門の幅はかなり狭いです。











大天守台の石垣の上から、北西を見たところ。

福岡タワー や、ヤクオフドームが見えます。











大天守台の石垣の下に、枡形虎口が見えます。

写真中央、枡形虎口の向こうに見える石垣の辺りに
裏御門跡があります。










南を見ると、
大天守台下に本丸御殿跡があり、
今は広場になっています。

そこで、いくつかのグループが花見を行っています。














大天守台の東を見ると、
中天守台、小天守台跡が見えます。












大天守台の石垣に枡形に囲われた内部です。


石垣に囲われて、
まるで地下一階があったような構造に
なっています。

そして、内部には礎石が並んでいます。

また、福岡城さくらまつりに合わせて、
竹のオブジェが飾ってありました。



大天守台を出て、
枡形虎口から鉄御門跡の階段を下ります。

















階段がある通路が鉄御門跡です。

敵に攻め込まれないように、
かなり狭い通路になっています。










本丸の井戸跡です。

四角の形をしています。











また、本丸には別の井戸がありました。













今度は丸い形をしています。













本丸の北東隅にある祈念櫓です。

鬼門封じを祈念する為に、
1860年に建てられました。










祈念櫓です。

祈念櫓を南西から見たところ。











祈念櫓の中、一階です。

普段は内部は公開されていませんが、
福岡城さくらまつりに合わせて、
公開されていました。









二階へ上がって、階段を見下ろしたところ。


















祈念櫓の二階です。


















祈念櫓の二階です。













祈念櫓を出て、本丸の東側の石垣を見たところ。


















本丸から、表御門跡を通って下りて、
表御門跡をふり返ったところ。

竹でできた門のオブジェが作られていました。










そして、松ノ木坂を下ります。

着物姿の女性も歩いています。











松ノ木坂です。

この辺りに松ノ木坂門があったようです。











平和台陸上競技場の横を東へ向け
歩いて行きます。

すると旧平和台球場跡に、
さくらグルメ屋台がたくさん出て、
賑わっていました。








お堀に架かる橋、「上の橋」から
西側を見たところ。












お堀端に咲いていた桜です。













お堀端を東に向け歩き、ふり返ったところ。

写真中央辺りに、上の橋御門跡があります。











更にお堀端を東へ向け歩きます。














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