しまなみ海道自転車走破 尾道編:31Mar2012



しまなみ海道を、長男と二人で、二日かけて、自転車で走破して来ました。
初日は、今治から大三島まで走破し、「しまなみ海道自転車走破 今治編」で紹介してます。

そいて、初日の夜は、大三島の宮浦の「旅館 金福」へ宿泊しました。
 


その宿泊した「旅館 金福」です。

朝食は、鯛釜飯やシラウオ、等を食べ、
デザートは、大三島特産の柑橘の
手づくりジャムを載せた、ヨーグルト。

美味しい朝食を食べて、出発です。




















旅館から東へ向かうと
宮浦本川の支流 明治川へ出る。

橋の上から北西を見ると、
鶴姫公園の櫓が見えます。

鶴姫は、大三島を守る戦いで
生涯を終えた瀬戸内のジャンヌダルク
として知られている。














橋を渡って、まっすぐ行くと、大山祇神社
(おおやまづみじんじゃ)の前に出る。

大山祇神社は、海、山、武の神として
祀られている日本総鎮守。

多くの武将から戦勝祈願や御礼として
武具や甲冑が奉納されている事で有名だ。














その大山祇神社へ寄って見る。

鳥居を抜け、境内へ入ると斎田が、
右手にある。


















境内案内図。

































由緒の説明。









































総門。

小さな神社と思って中に入ると、
意外とでかい。

しんとした静寂の中で、厳かな気持ちに
なる。















 総門。





















門の両脇を守っているは、仁王ではなく武人のようです。

ガラスで、遮られているので、写真の写りが悪い。



























門を抜けると正面に、大楠がありました。

「天然記念物 平知命御手植の楠」と
説明有り。

樹齢2600年、幹囲11mと言う事だ。
















 神門。





















神門を入った左側には、今治造船寄贈の
「隼人の舞」と題したブロンズ像があった。




















神門を入り、北西隅から拝殿を見たところ。 






















拝殿の前から、中を見たところ。





























拝殿。





















 南東隅から神門方向を見たところ。






















神門を出て、平知命御手植の楠を見たところ。

本当に大きな楠だ。



























次は、武具、甲冑が展示されている宝物館へ向かう。

途中に見た大楠。

この大山祇神社の境内には、国の天然記念物指定の
38の樹木の他、約200本の楠が群生している。
























これは、河野通有兜掛けの楠。

弘安4年(1281年)、蒙古来襲に当り、
河野通有が参詣祈願した折に、兜を
掛けたと云われている。

今では枯れ死し、倒れている。















時宗の開祖 一遍上人が、参拝時に
奉納した宝篋印塔。

国の重要文化財である。


















宝物館。

多くの武将により、戦勝祈願や御礼として
奉納された国宝級の武具や甲冑が展示されている。

















海事博物館。





























大山祇神社を後にして、大三島を
東へ横断し、多々羅大橋へ向かう。

東の海岸へ出ると、南東に
多々羅大橋が見える。


















正面が多々羅大橋。

左端に生口島の観音山が見える。



















 多々羅大橋。





















多々羅大橋の下をくぐり、南へ出る。

多々羅大橋の南には、多々羅しまなみ
公園があり、その中に道の駅もある。

道の駅でジュースを買って、橋を見ながら
ひと息入れる。
















多々羅しまなみ公園からの景色。

多々羅大橋は、鳥が羽を広げたように
見える美しい斜張橋だ。



















多々羅しまなみ公園から橋へ向け
登って行く。

途中、海上自衛隊のヘリコプターが、
置いてある。

















多々羅大橋へ登りながら、橋を見たところ。




























橋の付け根の山の上にも、公園があり、
多々羅展望台がある。

その公園から北西を見たところ。

大三島の東側の海岸線が見える。
















多々羅展望台。




























多々羅展望台から景色。

東に向け、多々羅大橋が延びている。



















 多々羅大橋。





















北西を見たところ。

大三島の東側の海岸線が見える。


















南側の眼下には、先程寄った多々羅
しまなみ公園が見える。



















南側の景色。

右端が大三島。

中央が、伯方島。

















西を見たところ。

大三島の鷲ヶ頭山が見える。



















東を見たところ。

左端に生口島。

右側に伯方島が見える。

















北東を見たところ。

右に生口島。

中央、左よりの小さな島が、高根島。


















展望台から下りて、生口島へ向かう。





























多々羅大橋は、愛媛県の大三島と、広島県の生口島を
結んでいる。

すなわち、この橋を渡ると、広島県だ。

























まっすぐ生口島へ向け伸びる多々羅大橋。





























斜めにケーブルを張っている主塔が高くそびえている。




























主塔の真下から、見上げたところ。

主塔の真下で、手を叩くと、パーンと乾いた音が響く
鳴き龍と呼ばれる現象が発生する。

確かに、手を叩くと、反射した音が増幅され耳に響く。

設置されていた拍子木で叩くと、もっといい音が鳴り響く。





















主塔から、大三島方向を、ふり返った
ところ。




















橋の上から、南を見たところ。

右端が大三島。

左が、伯方島。

















伯方島。





















橋を吊っていケーブルが斜めに走っている。




























自転車・歩行者道は、自動車道の横に
設けられている。




















ケーブルの固定部は、こんな感じになっている。





























沖合を行く船。

向こうの島は、伯方島。



















大三島をふり返ったところ。





















もうすぐ生口島だ。





























生口島の海岸線が、まじかに見える。





















なだらかな斜面に、ソーラーパネルが
設置されている。




















生口島に到着です。

多々羅大橋の付け根に、小さな展望所があり、
そこから眺めた多々羅大橋。


























多々羅大橋の下を、北へ回り、
多々羅大橋をを見たところ。



















大三島。

左よりの白い建物は、今治市営多々羅
スポーツ公園運動場。


















多々羅大橋。

その向こうは大三島。



















多々羅大橋から麓の道へ下りて、
多々羅大橋を見たところ。




















多々羅大橋を振り返って見たところ





















西を見たところ。

正面は、大三島の北部にある青刈山。


















多々羅大橋を、ふり返って見たところ。





















生口島の西海岸から北部を回り、
東海岸へ出るルートを進む。

西海岸を進んで行くと、瓢箪島がある。

この島は、NHKで、昔、流行った「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった島である。















北を見ると、右よりに高根島が見える。




















 
高根島の高根山。





















左半分が大三島。
その大三島へ、くっつくように見える島が
瓢箪島。

瓢箪島は、クジラのようにも見える。

















北を見ると、本州沿岸に、旧幸陽船渠、
今の今治造船 広島工場が見える。





















正面に高根島。

そして、海の中に、現代アートが見える。



















新宮晋さん制作の「波の翼」と言う作品。





















海岸沿いを走って行くと、高根島と
生口島を結ぶ橋の高根大橋が見えて来た。




















目を少し東へ移すと、潮音山が見える。

潮音山には、向上寺の国宝 三重塔が
見える。

この潮音山と、向上寺の三重塔は、
ここ瀬戸田町出身の平山郁夫画伯の
絵のモチーフになっていた事を、思い出した。














生口島の北西部の町 瀬戸田で、昼食をとる。

昼食は、なんと言っても、名物のタコ料理。

タコ天丼が美味いと評判の「蛸処 憩」へ
行きました。






















注文は、もちろん、タコ天丼です。



























ここのタコ天丼のタコは、プリプリで美味い。



























追加で頼んだ一品。

珍味のタコの子(卵)です。

























瀬戸田には、観光スポットとして、耕三寺や
平山郁夫美術館等があるが、この日は、
パス。

食事が終わると、生口島の北側の海岸線を
一路、東へ向け走る。

前方に見える島は、佐木島。

南から佐木島を見たところ。













左端のクレーンは、生口島の内海造船
瀬戸田工場。

その向こうの島は高根島。

右側の島は、佐木島の割石半島。

この割石半島は、かつては、島だったが、
江戸時代に埋立が行われ、扇浜塩田が
造成された。













南東から佐木島を見たところ。





















因島が見えてきた。





















左が佐木島。

右が因島。




















因島。





















生口橋が見えてきた。





















生口橋。

多々羅大橋と同じ斜張橋だ。




















因島。





















因島と生口橋。





















生口橋へ登りながら、因島へ延びる
生口橋。




















生口橋の下をくぐって、南へ出る時に、生口橋の下から
生口橋を見上げたところ。




























因島へ延びる生口橋。






















生口橋へ登りながら、南東を見たところ。






















左端が因島。

中央から右にかけて生名島。

右端が岩城島。

















生口橋の高さまで登ると、小さな芝生の
広場がある。

そこから生口橋と因島を見たところ。


















右に岩城島。

中央に生名島。

左端が、因島。

















生口橋を渡る。




























橋の上から、南東を見たところ。

左端が因島。

中央が生名島。

右側、手前が生口島。
その向こうが、岩城島。














左が因島。

右端が生名島。



















橋越しに因島を見たところ。





















因島に近づいた。

左側に因島。

その向こうに生名島。

















中央に岩城島。

右が生口島。



















橋越しに佐木島を見たところ。





















因島に到着した。

ふり返って生口橋を見たところ。
その向こうは生口島だ。

生口橋の主塔の下でも、手を叩くと、
多々羅大橋と同様に泣き龍現象が
あった。














海岸沿いの道へ下りながら、南を
見たところ。




















生口橋をふり返って見たところ。





















南を見たところ。

左が岩城島。

右が生口島。

















海岸沿いの道へ下りて、生口島、生口橋を
見たところ。




















生口橋の下をくぐって、海岸沿いを
北上します。




















海岸沿いの道から、北西を見たところ。

中央は佐木島。

左端は生口島。

右端は因島。















佐木島。





















生口橋をふり返ったところ。





















途中、内陸の道に入り、次の橋の因島大橋を目指します。

写真中央の山は、因島の白滝山。
















途中、サイクリストへ八朔を無料で
ふるまわれている農家の方から、
八朔を頂いて元気をつけました。

小さな峠を越えて、下って行きます。

直線の下り道なので、みんな快調に
下って行きます。













みんな快調に下って行きます。




















因島の北東の海岸線へ出ました。

左端の島が細島。

右側の島が岩子島。

















左側の島が、岩子島。
その隣につながって見える島が向島。

岩子島と向島を結ぶ赤い橋が見える。

その赤い橋は、向島大橋。

右より、手間に見える島は、四十島。














四十島と、岩小島。





















左が岩子島。
右が向島。

岩子島と向島を結ぶ赤い橋は、向島大橋。

















因島大橋の主塔が見えてきた。





















因島大橋へ向け坂を登って行く手前に
因島アメニティー公園がありました。

そこに、なぜか恐竜の像が。


















因島アメニティー公園。




















因島大橋を渡る前に、因島大橋を見たところ。。

白い大きな塊は、吊り橋のケーブルを固定するアンカーブロック。


























因島大橋を渡る前に、北を見たところ。

眼下に見える灯台は因島の大浜崎灯台。

その向こうの左側の島が、岩子島。
右側の島は、向島。

岩子島と向島を結ぶ赤い橋は、向島大橋。













因島大橋の自転車・歩行者道は、自動車道の下を通る構造に
なっている。

その自転車・歩行者道。



























自転車・歩行者道から北を見たところ。

自転車・歩行者道には、金網がはってある。



















南を見たところ。




























北を見たところ。

正面手前は岩子島。



















因島大橋を渡ると、自転車・歩行者道は
横へそれて、海岸の道へ下る。

自動車道は、まっすぐ向島の内陸部へ
入って行く。

















渡って来た因島大橋を、ふり返って
見たところ。




















因島大橋を、南東から見たところ。

対岸の島は、因島。



















向島の海岸沿いの道路へ下りたところ。






















因島。





















向島側から見た因島大橋。





















因島大橋。





























因島大橋。




























因島大橋。

因島大橋の南側から、橋の下をくぐり、
北側から、因島大橋を見たところ。



















因島大橋。




























西を見たところ。

正面の島は、細島。



















北西を見たところ。

中央左よりに見える島は、岩子島。




















南を見ると因島大橋。





















北西を見たところ。





















因島大橋。























西を見たところ。

中央、右よりの平たい島は、細島。



















向島の西海岸を北上して行くと、
赤い向島大橋が見えて来る。

橋の左側が岩子島。
右側が向島。

















道の横にあった小島。
でも陸続きなので島とは言わないの
かも?!

ふり返って見ると、洞穴があいていた。


















その小島と洞穴。





















右半分は、岩子島。






















岩子島と向島を結ぶ向島大橋。

岩子島と向島の間の水路は、御幸瀬戸と
呼ばれている。



















橋の横を通り過ぎて、ふり返って
見たところ。




















向島の西海岸を北上しながら、御幸瀬戸を
見たところ。





















海岸に舫でいるボート。






















やっと、尾道駅前の桟橋と、向島の富浜を
結ぶ向島渡船の桟橋が見えてきた。




















この向島渡船は、旅客運搬船で、車を運ぶ
事はできない。
でも、ちっちゃなフェリーのような構造に
なっており自転車を積む事ができる。

桟橋の上で船を待つ私の息子。















これは、私が借りたママチャリのカゴの中。

カゴの中は、ヘルメットとジュースと八朔。

八朔は、因島の農家の方が、サイクリストの為に、配られていた
ものです。
























これから乗る向島渡船の船がやって来た。





























船に積んだ私が借りたママチャリ。





















船の上から尾道駅前の桟橋方向を
見たところ。

細長いビルは、尾道ウォーターフロント
ビル。

この中には、尾道グリーンホテルも
入っている。














尾道駅前の桟橋へ到着です。

前方には、赤い屋根の尾道駅が見える。
その後方の千光寺山の上に建つのは尾道城。

尾道城と言っても、昭和の時代に博物館として建てられたもので
歴史的な価値は無く、現在は廃墟となっている。



手前は、今治から、ここまで走破して来たママチャリです。
レンタサイクルなので、もうすぐお別れです。


















尾道駅前の海岸から東を見ると、
尾道大橋と新尾道大橋が並んで見えます。

この新尾道大橋には、残念な事に、自転車・歩行者道はありません。

古い尾道大橋は、自転車・歩行者道がありますが、形ばかりで非常に狭いです。

よって、しまなみ海道のサイクリングコースとしては、渡船で向島へ渡る事が推奨されてます。









一緒に、今治、尾道間を走破して来たママチャリを、レンタサイクルのターミナルへ返却し、
尾道駅からJRの山陽本線で広島の我が家へ帰り着く事ができました。

お父さんに、つき合ってくれた息子にも感謝です。




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